いいかげん返却しなければいけないと思い、図書館へ読みかけの中也を持って行った。入れ替わりに文学全集ものを開いてみる。
中原中也が29歳のときの写真が載っていたので、借りる。
「祝魂歌」(編,谷川俊太郎/ミッドナイトプレス/2003)という本も目に止まった。死についての詩を様々なところから集めたアンソロジー。詩人に紛れ てプエブロ族やチョンタル族の言葉も入っている。収録された詩はどれも素晴らしい。わずか数行に、無限のイメージがあり、言葉が簡潔でおおきい。ひとつの 文化や宗教観に帰結しない自由な自律があるのだ。
イメージが息苦しくないのは、どこからくるんだろう。
寝っころがりながら読む。なんだか不自由な日曜だった。
http://www.chuyakan.jp/01chuya/gallery/01main2.html
http://www.midnightpress.co.jp/publish/book/071.htm