火曜日, 5月 22, 2007

Emily Dickinson from university

四年ぶりに Nancy 教授とお会いした。短い時間だったけれど、作品カタログなどを渡して、またと話した。講演の後で批評会と続く。教鞭は丁寧な通訳をして頂いていた。後半で 批評はお小言ではありませんと語られていて、アドバイスという言葉が選ばれていた。教育プログラムの詳細よりも、その意識が興味深い。
米は進んでいるなぁうんうんって、わけじゃなく、ボーリングを繰り返していた学生らを思い出せば何も変わらぬ。学生らに取り入る画商やギャラリストへの問 題視自体が問題になる学生、卒業生らにとって、講演で提示された問題はケースバイケースだと終始されれば身も蓋も無い。ならばはじめから自分の場合として を聞きたくなってしまう。

詩人、エミリー・ディキンソンの生まれ故郷ニュー・イングランドという田舎の農村に、フォーマルな家があって、表現が大きな戒律の基に佇んでいる。それはディキンソンのごとくに見えた。
ディキンソンは教えとして詩を書いたわけではない。真剣にうたいあげた言葉の持つ厳しさだ。それも重ねて見れば、言葉は人を導く力を持つと知る。