火曜日, 10月 06, 2009

僕らはいつかきっとラジオに出る/聞いたことも見たことないけれど

ア"ーッ!の輪郭を掻きむしったホワイトボードは持っていかれた。会議室では構想より理想が舞いはじめる。悲しく、報われない思いは、前にされる。机には何でもできるさと灯る。誰かが叫び出す前に、何にもならない嗚呼を抱きとめてくれるのは小さな機械か。どこにも売っていない思いを、どこかに浮かび上がらせるための。
* 題は「Chic Piratesよ、永遠なれ」(詞, 鈴木慶一/曲, Peace-K/2009)「シーシック ・セイラーズ登場」より。

http://www.tsutaya.co.jp/works/20231080.html