火曜日, 10月 27, 2009
そのままのものになろうとしている
趣ある喫茶店でモーニングと洒落込みたかったけれど、ビジネスホテルの簡素な朝食バイキングで過ごす。狭い食堂に、フランス人の老夫婦は自らの巨体がたいへんそう。自分の置かれている現状に不満げな白人の少年も欧米から来ているのだろうか。ずっと鋭い目で周囲に向かっている。それから、それから、それから。それぞれを見入る時間も無く、お土産もそこそこに、名古屋へ戻って従事した。偶然のいろんな条件が揃って、私たちはここにいると考えられ得る。居眠りから起きては、紙コップの珈琲を飲み干す。何度も愚痴だと宣言しあって、理不尽な雇用へ如何にカウンターを繰り出せるかまで話したい。詩は正直にある。そのままのものになろうとしている。つまりとは言わない。そのままだから つまりを言う必要がない。京都と名古屋間の新幹線はリッチで速い。快適、快適。あーあーあー。