書店で本を多く買う。一冊ずつなので買い占めとは言わない。
いままでずっと借りて読んでいた漫画「おやすみプンプン」(著, 浅野いにお/2007 〜)の最新巻、8巻 も。
どえらいことになってきた。
どえらいことに。
この漫画家は 綺麗にまとめられてしまえるので、ドロドロしなくて深くなりにくいと思っていたが、本作ではどんどん醜いところが湧き出てきている。爽やかで綺麗なタッチはそのままにドロドロしていく。オビのアオリを借りれば、これが漫画の新次元なのか。見事に乗せられてるが。新次元になるかどうかは次巻に懸かっていると思う。
伏線なのか、偶然なのかという際どいところで決めてくれるだろう。
彼が自分の顔を見て何と言うか。
誰かに おやすみを言うか。
就寝前、東京電力の会見を Ustream でやっている。こんな遅くでも関係ないのは分かるが、何も明解なやり取りは無い。プンプンがこの画面の前に居ても違和感は無い。そんなニヒルで終わらないでほしい。世界を描くには。
http://spi-net.jp/rensai_sakuhin/oyasumi_punpun/index.html