「私たちの望むものは」がいい歌だというツィートを見たら 阿部芙蓉美の歌となっていて、それはカバーだよとリプライをしていた。それは映画「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」(監督, 大森立嗣/松田翔太、高良健吾、安藤サクラ/2010)のエンディングテーマらしかった。
やりとりの後日、DVD で鑑賞。
ヘビイな内容で、何も救いは無い。
ただ、最後は無根拠な笑みがこぼれ、それには納得させられる。
救われるではなくて。
エンディングテーマは爽やかだが、つらい。
ただ、いい歌だと思わせる持って行き方がある。
いきなり岡林信康のライヴ映像見せられたら聴きこんでくれない人も、この流れなら最後まで聴くだろう。
ロードムービーは手法として選ばれるのではなく、彼、彼女らの語りそのものとしてあった。
エンドロールの暗闇、歌の最後まで行き着くのだ。
http://www.kjk-movie.jp/
http://www.youtube.com/watch?v=9a5Evs4vwg0