内閣官房参与に任命されていた、原子力の専門家、東京大学大学院教授 小佐古敏荘氏が辞任した。
会見のもようがテレビニュースで紹介されていたが、感極まって泣いているという印象で、詳細がよく分からなかった。少し経ってから NHK「かぶん」ブログ上に会見時に配られた資料全文が掲載された。
子どもの年間被爆量 20mSV まで引き上げという判断はいったい何を根拠に安全と言っているのか。
小佐古氏は容認することができないと涙を流した。
それは学者生命と共に辞任というかたちでの訴えではあったが、あまりにも無力やし過ぎないかと思えて賛辞できない。間違っているともっと戦ってほしかったと思ってしまう。
参与の立場では戦うこともできないほど、意見を聞いてもらえぬほど内閣のなかは腐っているのか。
参与をもまるめこんで御用学者になってもらおうとしていたのか。
素人考えで あれこそれ推察する。
この訴えに政治家は何か反応をしているのか。