火曜日, 10月 21, 2008

いつか

昨日に追記する今日なり。
早川義夫の音楽のことを書こうとすると、言葉遣いが真似をしているようになる。意識をしてみても、そこに行き着くと とても座りが良い。素人の感想文だと言えばそれまでだが。作り手の言葉は強い。そして特に氏は、自分の気持ちを最も批評的に語っていると思う。「批評家は 何を生み出しているのでしうか」(2002)という歌も歌っていた。既に語り、批評できないところへと歌っていくのがその音楽であった。
こうも YouTube で簡単に聴けてしまうことにためらいもする。「いつか」(1994/「いい人はいいね、音楽が透き通っているもの。」2002. 8. 29 南青山マンダラ)に震える。
あらゆる感情の形容できないもの、雄弁に語ることよりも、歌うことへ。これは熱だ。

http://jp.youtube.com/watch?v=pmmt6TtAMgI