火曜日, 5月 19, 2009

乾いた足音がする

昼過ぎから夜にかけて、風人さんが来られてお話をした。
部屋の隅で、ここはああすればこうなるかもとナイフをいろっているうちに
色彩と形状の痕跡がぼとりと落ちる。
掃き溜めを飛び越える骨の部屋。
笑い声は誰のものか。
拍手は私達による。
壁は白くあろうとして、まだ水がつたう。
乾いた足音がする。

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