木曜日, 8月 04, 2011

ピーカンテレビ・コンプライアンス

東海テレビ、ピーカンテレビの誤放送問題。これぞ叱られるべき 不謹慎である。
制作会社は その忙しさや繰り返しから、放送することの意義とか影響とか麻痺していたのであろう。擁護ではなく、どんな現場でも麻痺は起こる。それを防ぐ為にチェック機能とかコンプライアンス諸々があるはずで、血相を変えてでも消去すべきデータだった。だいたい震災で苦しんでいる人のことを少しでも考えている人ならリハーサルの段階で憤慨し許されない内容である。その程度の意識で放送が作られていたということだ。

なら自分の胸に手を当てて、自身の仕事への意識はどうか。コンプライアンスはどこにあるか。詩人ですか、アーティストですかデザイナーですか芸人ですか。いーや詩人です。自粛しない詩人。自称から自他共にを経て、人に言わせればへ行く。麻痺に気付け。

この頃、やたらフジテレビ批判がネットで目立つ。東海テレビもフジ系なので今回の問題もそのまま批判を強めることになっている。実際は問題を追求すべき要素はそれぞれ別なのだけど、テレビ局の嫌なところが集結している感は否めない。大衆が ざっくりと怒りをぶつけられるという状況になっていると思う。アナログ放送終了時にフジが放送した 27時間テレビ内で起こった笑えない虐めバラエティーも酷かった。「テレビばかり見ていると頭が悪くなる」という PTA的な言葉も頷ける。まぁ、ネットばかり見ていても頭が悪くなるとも思うが。テレビが受け身で情報を浴びせられるのに対しで、ネットは能動的に情報を得ていくメディアだという意識もあっての言葉なのだろう。