木曜日, 1月 04, 2007

それだけに懸けられた

ドイツからメールが届いた。昨年ブレーメンで行った展覧会のカタログ見本。PDF データで。
すぐに正誤確認してほしいとある。僕の詩を撮影した写真が横向きにされていた。日本語は縦書きなのでとタイプし、感謝の言葉も添える。たいへんな作業量で あったことは想像できる。日本側での bnap05カタログと、今回の bnap06カタログ、この対比は面白いはずだとのメールも受ける。賛同して面白がる。アートドキュメントへの考え方の違いを見る。いや、学んだことの違 いだ。正しいとか間違っているとかではなくて、これを並べることに姿は生まれてくるなと、それだけに懸ける。福岡氏宅で事務的な確認と、夕食を頂く。親鳥 の柚胡椒揚げと白米に薩摩芋の味噌汁。美味しかった。

帰宅し、電話をする。さっきあったことから、生まれる前のことまで。今年の動き、明日の動き。僕の仕事は詩を書くことだけが残されていて、それだけに懸けられている。
自分の理由はどうでもいい。何が読まれているかである。
それをどう汲みとることができるかが、問われているのだ。