詩を書いて、それを包むための封筒を探していた。
またコメダで落ち合って、温かくなるのを待っていた。この詩はまだ終わっておらず、紙の尾っぽに「つづく」と書いたのだ。手をあげる数分前のひらめきだった。
別れる前に入った書店で、とびっきりの詩集を買った。
これはとびっきりだ。
とびっきりの気持ちになっていたし、もっともっとなりたい。
それから、雨が降り出してしまった中を走って、またお茶を飲んで転がって、新栄のクラブへ。「四葉のクローバー」というイベント。福岡氏がレコードを回していた。バンドとダンスと生ジャズに踊る。
「瀧口修造の詩的実験 1927〜1937」(思潮社/2003)
タクシーが左折をし過ぎて、雨にみんな流れていった。
アルコールは飲んでいたが、頭はすっきりしていた。
あの書店で立ち読みしたバロウズの文章は、しらふじゃあない匂いがした。
「No Future Cool!」再び。
はなむけを自ら。