月曜日, 1月 01, 2007

imagine

温かい朝。
あけましておめでとう。
今年もよろしくお願いします。
元日の空は清い。
三重に向かう近鉄電車のなかで、昨晩の紅白で布施明が歌っていた「イマジン」(1971)についてを思っていた。
バックに流れるイラク戦争の紋切り型な惨劇映像のせいで流してしまう印象を受けたけど、歌の強さは何も損なわれない。
「イマジン」が素晴らしいのは、平和への願いとか根拠の無い祈りではなくて、世界は人が思い描くものによって変わっていくという「力」についてを歌っているところにある。
晴れの日、雨の日、あらゆる未来を想像することができるのは、人が未来をつくる根源的な力なのだなと、思った。
家では犬と猫とで、美空ひばりを聴いていた。
美空ひばりは目に涙を浮かべて歌っていた。