草花への愛撫
青く塗られたプールの壁
布を捨てて
夜はバスになる
売れっ子は辞書で詞を引いて
あとは くるまりたいのだが
森でいこうよ
言葉はふびんで
カッと開いては
言い聞かせてしまう
彼のセスナが飛び込む
とても見立てが良かった
必死だったのかなあ
それは夜の真似事なんだよ
そこから何も覚えていない
思い出というより
そうであったろうという話だけが
調べを持つことになる?
やさしくしてくれれば
すぐに ほほよせるよ
そんな濡れることに
思い入れなんてないけど
見ないふりもできないわ
バカでしょー
ここいらは
空ばかり撮ったアルバム撫でてるの