日曜日, 10月 21, 2007

草花は夏のために、思い出をとっている

小島久弥展「Critical Point 50≒0 ボク達はドコから来て、ドコへ行くのだろう」を見に、 美濃加茂文化の森へ行く。JR の美濃太田駅から歩いて少しの森のなかにそれはある。ちょうど、駅伝の表彰式を中庭でやっていて、ジャージの家族連れが多くいた。スポーツとアートが同じ 場所で展開されているというのは、まさしく文化の森であろう。日本には本当の総合大学が無いという話題を思い出す。
今日の陽射しは暖かい。
室内では、凍えた孤独を草花が迎えていた。
それを覗き込み、うらぶらた日々もあったかしらと思う。
こんな森では思い出せない。いくらむこうを見ても、思い出せないことがたくさんある。草花はすぐに生えぬ。伸び盛る夏へは、いまがいちばん遠い季節だ。いや、すぐだよそんなもんと笑われるかも。

南下し、三重県某所にて来年八月の為の展覧会ミーティングへ。こうして積み上げることに必死なのを焼き付けておこう。この部屋をただの部屋と思うなかれ、いつかから草花のようにずっと沸き上がっては、僕の背中を震い上がらせてきた。
それも思い出せない。いや、いまは思い出さない。森へ帰ろう。家へ帰ろう。犬を可愛がる。ビールを飲んで、焼き肉を乞うて、どこへ帰ったか。家族の前を、日々はただ過ぎ行く。



http://www.forest.minokamo.gifu.jp/tenrankai/19/kojima.html