アラレちゃんの終わりの歌はとてもせつない。
ロボットが人間に焦がれる寂しさとアラレちゃんの甘い声とが合わさって、せつなさ倍増である。何故かときどき急に思い出す。アニメが終わってしまった寂しさとも合わさって小学生のときに見ていた。
基本的にアニメのエンディングテーマはセンチな感じのが多いと思う。いっきゅうさん然り、ガンダム然り・・。短くてすぐに終わる歌に思いが凝縮されている。
口ずさむとまたせつない。
雨の降る夜道でとぼとぼ歌う。
映画「学校」(監督, 山田洋次/西田敏行、萩原聖人、裕木奈江/1993)のなかで、とぼとぼ歌う名場面があった。終わりの歌ではないけれど、アトムだったはずだ。あれはとぼとぼソングのせつなさ満点もんである。
アラレちゃんの歌に戻ると、なんて唐突に終わる自己紹介なんだ!とまたグッときてしまった。すごく彼女と距離が縮まった感じがする。でもロボット!相容れないのかって 不憫に思えてくる。
http://www.youtube.com/watch?v=r4VS_X8ceBU&feature=related