日曜日, 1月 20, 2008

ゆっくり眠って

つぶやきだとしても、どうでもいいものじゃない。
玄関先で猫の鬱がキャットフードを胃からもどしている。
君はボールペンで e-price のらくがき帳に顔を描いた。
撫でると擦り寄ってくる。冬は猫の可愛さが倍増する。本当に。
胃腸風邪だったんだとメールで知る。お大事にという言葉を返信する。
君が生きてきた年月を数える前に、歯を磨いて髭を剃ることにする。

雑誌「SWITCH」に、鈴木慶一と曽我部恵一の対談記事あり。JRの書店で立ち読みした。生まれてはじめて唇が荒れて痛かったので、生まれてはじめてメ ントールのリップを購入した。マツモトキヨシで 98円。オリジナルものっぽい。塗るだけで断然良くなる。夕食は水炊きを頂く。チューブの柚子胡椒とポン酢。長野の地ビールがすっきりしていて美味しい。 白銀に光る髪はふさふさと揺れた。パソコンはスピーカーを切り捨て茶の間に君臨するという常識は毎週同じ時間にやってくる姫様みたいなものだ。ダブルケイ イチのレコードセレクション。こちらを見てくる二人の男。僕ではなく俺、ときにワシ。アタシも使い分ける軟弱なポリシーは見極める耳を持つ。もうとっくの 昔に跳ねっ返りの聴力は失われたという。ガラス板がステージ上には置かれる。姫の歌を。僕はまだ犬の歌を。その晩は、猫と犬を連れて家族で旅行をする夢を 見た。