金曜日, 1月 18, 2008

裏打ちされた自信とそうでない部分を交錯する

名古屋芸大で会田誠の講演会があり、日中はそれを見に行く。さすがに大勢の聴講者が詰めかけて来ていた。会田さんはとても正直な心境を語っていた。それは そのまま自分がこういう有り様を見ようとする自信だった。自信からはじまった意識は実現に向かう。フェイクでもポーズでもなくそのまま露骨に向かう限界地 での戦いだと思う。

夜、藤が丘の直指天ギャラリーにて永田圭氏と友清ちさとさんの二人展「PART TIME GOD」のオーンプニングで詩を朗読した。ニュースペーパーズとのインプロビゼーション、紙をまるめたり開いたりしながら繰り返す。言葉の波打ちぎわ。裏 打ちされた自信とそうでない部分を交錯する。
二十分ほどのライヴのあと、立ち話をして、同じビルに入っているカフェで来てくれた面子とお茶をした。ライヴ自体が良い感触であったことを皆の反応を聞いて感じ、嬉しい。
帰りは マーキー号 オリーブ II に乗り合わせた。途中、ガソリン切れになりそうな事態があったり、食事に入ったサイゼリヤで頼んだワインが酷かったりで、わあわあ言いながら飲む。今日で 昨年末から日本に来ていたセバ氏ともお別れ。家の前でハグをして握手をする。不味いワインが残った口には煙草と水でゆすぐと良いよと少し吸わせてくれた。 彼の紳士な姿勢がいろんなものを穏やかに進ませているように思った。

http://www.mizuma-art.co.jp/artist/0010/

http://artholicfreepaper.blogspot.com/2008/01/part-time-god.html

http://soviet1917.wordpress.com/