火曜日, 6月 09, 2009

ウルトラミラクルラブストーリーと歌う

映像感覚にあふれているのは三脚も開けない監督。自らの思いだけは信じて開いていた。横になって、もう寝ますとわざわざメールがあって。励ましてたけど、祝報があって、どっと肩を僕は撫で下ろした。僕は技術屋に徹していて、決して指図をしなかったでしょうと聞けば、そうかなぁ?と首をかしげられたけど、きっとそれが彼女の豊かな森なんだと思えて笑ってた。甘いものがどれだけ甘いか舌なめずりしてる猫ちゃんまんの歌をまだ歌ってる。たくさん歌って、映画館へ行く。実は歌いながらだったけど、「ウルトラミラクルラブストーリー」(監督, 横浜聡子/麻生久美子、松山ケンイチ/2009) は、なりふりかまわず歌いまくる監督の新境地、続いていて整理された歌声だった。いや、散布される空のごとく光はまばゆい。電子レンジで温め (ぬくめ) られたスパゲッティを待合室で二人して食べてた。脳みその本物を見るとは思っていなかった。だから、信じている思いが自滅だけど羨ましかったり、格好良かったり見えると思う。テープレコーダーは声の川に沿い寝していく枯れることのない雨。あなたがいなくなっても降り続けて、村では田畑を耕している。熊の前で歌うことも、考えることもできない。僕らの IQ はお医者さんだけが知ってるらしい。僕は知れないのか、あなたは知れないのか、死んだふりができない。大きな声のテープを土の中から引っこ抜いたから。もぐより、引っこ抜くほうが子どもは楽しいはずだから。

http://www.umls.jp/