月曜日, 6月 29, 2009

定着する言葉へ

金沢から名古屋もみんな雨が降っていた。バスの横は無精髭の男で、ずっと一点を見つめていて動かなかった。僕はケータイでメールに勤しみ、どう言おうかどう書こうかに視点が定まらない。名古屋駅から春日井市内へもみんな雨だった。春日井駅からのバスに座って、ケータイのデジカメレンズを窓に向けた。鳥居松のバス停で降りて、楊さんの車に乗せてもらい造形大学へ。TED と、CGと、動き、身体、ビニール袋の尾っぽが泳ぐ。言葉の代わりに泳いでくれたらいいと思った。中華料理屋では何か新しいものを頼もうと話すけれど、それは美味しいかなぁ?と結局、言っても否定されるじゃん!と楊さんが怒った。でも定番のメニューが定着してきているのは美味しさ故だったから、理不尽には感じられなかった。楊さんが怒るのは理解できるが。沖さんと来週のライヴイベント「七夕イヴ」に何が要るかの話。マイクをお願いしますと言ったと思う。それから北名古屋までの道もみんな雨だったような気がする。楊さんと別れてから一人で、ノリクンがハーレム状態で飲んでいるよ〜と電話してきたアパートの一室へ歩いたのだった。コンビニでチョコレートと缶ビールを買った。傘を玄関の前のガス器具に引っ掛けたのを覚えているから、やはり雨は降っていた。依存と愛についてをノリクンは語った。前向きな話ができた。