金曜日, 6月 19, 2009

全ては書かれている

とある展覧会のオープニング。続いてダンスホールでの懇談。
どれもどこかで覚えた手筈。何も言われなくても、見て、疑い無く遊び方を覚えている。

本と紙くずと金魚による西松氏の作品に惹かれて、聞けば
「全ては書かれている」
という題名だと言われて、そうだねと返す。
全てを書かれるはずとか、全てを書いてやるではなく
全ては書かれている
と一言備えて

僕らはその前でまた話をはじめた。
ダンスホールの片隅の机の上で、紙を引っ張り出して、名前を書きはじめた。
受付のため、また話すために。