今日は強い日差しのなか、プールと黄色いたまの前で朗読をしていた。
紙が風にあおられ、プールのなかに入って裏向きになった。
下から読めると見上げた方もいたらしい。
教えてもらって、自ら引き上げる。
プールサイドに打ち上げたところへそのままにしておこうと思ったけれど、
真昼の強い日差しで 見ているうちに紙は乾き、また風に吹かれそうで、
いつか僕がプールに落ちてしまいそうだったから
プールの見える窓の前に置いた。
乾いてしわしわになった紙も、持って行かれた。
鈴木昭男さんのパフォーマンス後で携えている方がいたので、お話をした。
新品の紙より良いですと言って下さった。
プールの水ですと伝えた。