月曜日, 9月 14, 2009

大人になっても髪立ててると見えるもんもある

扱う容量が上がっているから、パソコンの使用感覚は変わっていないと思っていたけど、いざ五年前の Mac を触ってみると もったり感は否めない。目に見えないところでスキップできるようになっていると思った。働き方もそんなものだ。

「少年メリケンサック」(監督, 宮藤官九郎/宮崎あおい、佐藤浩市、木村祐一、田口トモロヲ、三宅弘成/2009)を DVD で鑑賞。

ディティールに目がいく。勢い良く開け閉めされるパソコンとか、飛び散る血の切っ先までシメられている感じ。トムとジェリーのように小気味良い。
パンクバンドを主題にした映画でありながら、その実は夢と現実への営み=労働というのをちゃっちいメッセージに留めず、印象になっていて良いなと思った。聖と俗の見え隠れの語り口は得意とするところだろう。大人になっても髪立てると見えるもんもあるというか。この形容はちゃっちいかもしれないが。
先日の博多での朝にテレビで「未来講師めぐる」(脚本, 宮藤官九郎/深田恭子、勝地涼/2008)の再放送がやっていて、面白く、見入ってチェックアウトに遅れるところだった。
勝地涼はメリケンサックにも出ていて、どちらも夢見男の泣き笑いである。

http://www.meriken-movie.jp/

http://www.tv-asahi.co.jp/meguru/index_top.html