日曜日, 9月 27, 2009

男たちの口

誰も買い出しに行かないので、茶っ葉はあるけど濾すのがなくて飲めない。日本酒だけはとびきりのを飲みたいんだと折れずに言葉を買いに行く男がいた。

「つ・き・あ・い・た・い」(詞,曲, 忌野清志郎/1982)が流れるなか、雑魚寝風になっている。まだ八時とかそんな時間にすら、手を打つために言葉を押し車にする男がいた。

煙草を吸う前に、放り出した両足を踏み越えていくスカートの両足を追っていた。
台所で開けるために軽く成形されたビールの缶と、たいした賜物だと捧げるために大きくなる瓶ビール。
瓶を選びながら、ブログやメールが無くても暗がりに言葉は棲んでいたはずだと男は言っていた。

今夜は、できるだけ彼女たちと笑って、朝は早く起きたいと口を揃える。

http://www.youtube.com/watch?v=5ImwE0pGcz8