水曜日, 8月 04, 2010

「推敲」の語源は詩作

昨日、ホワイトボードに書いてみた詩が 今朝も そのままにしてくれてあった。
写真に撮って消す。
そして今日からワークショップがはじまる。


声変わりの日

0・紙に鉛筆で書く。
  消しゴムを使わない。縦書き。
1・自分が最も古く書いた、発した言葉
  (日記、手紙、メモ、文章など持参してきてもらう。忘れたら思い出す。)
2・最近の印象
  このごろ感じていること。
3・自分が思い出せる 誰かの口癖をそのまま入れる

1と2と3の要素を書き出す。
何行目に配置しても良いので、一行から数行、詩として並べる。

4・1と2と3の連なりから、連想(妄想?)される一行を書く。
 ・(4で書いた行をふまえて全体を改造していく。)
 ・言葉を切る、改行するリズムはメロディではなく自分の感覚に沿う。
 ・推敲している状態の紙も捨てない。
 ・推敲は複数のパターンを見比べないようにする。
  紙の上には一本の川しか流れていない。

5・声に出してみる。
6・詩を持ち帰る。
7・いつかまた読む。


津荷先生の中学校 美術部の面々は、最後の一人ができるまで文句ひとつ言わず、いつもこんな感じだからと笑う。仲が良い。個性を認め合っている素敵な関係だった。
みんなとても真剣に取り組んでくれた。

終了後、名知さんと駅前のミスタードナッツでお茶をした。ワークショップとは何かという話になった。学校の授業でもなく、カルチャーセンターでも塾でも教室でもない。
第三者も味わえるものであること、「普遍性なんだよ」ってのは、普遍的なドーナッツ(オールドファッションとか)を食べながらするもののようだが、ポンデリングの黒糖を齧ってた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A8%E6%95%B2