金曜日, 8月 06, 2010

寄り添うではない詩へ

朗読してもらう前に「声変わりの日」と読む。
それは個々の詩のタイトルではない。「詩を読んでもらいます。」と言う。
例えば彫刻の前に座りこみ、模写ではなく詩を書いたなら、絵画を前にして寝そべって、詩を書いたなら、写真のようなトーンを持って詩を書いたなら、どこでも詩は書ける。モバイル機器は画面に引きずり込まれてしまうから難しい。紙の優れたところはフレームを持たないことだ。窓枠は無く、外の光だけが浮かぶ。
君は光を見てまた書く。

肘に絵の具を付けて、名知さんが笑って来た。
寄り添うではない詩が 僕の多様性への課題です。