日曜日, 8月 08, 2010

おもちゃのチャチャチャは野坂昭如 詞だったのか

「告白」を見に行くつもりが「トイストーリー3」(監督, リー・アンクリッチ/声, トム・ハンクス、ティム・アレン/2010)を見るという展開 with マーキー。
絶対に自分のチョイスでは見ないという観点で ここは楽しむ。脚本がしっかりしていて、軽んじていない内容と絵作り、アニメーションのきめ細やかさに 破綻の無い信頼を感じる。3D も CG だと書割り感が無く自然だ。もともと 3D でなくてもいい内容でもある。同時上映の短編「デイ&ナイト」(監督, テディ.ニュートン/2010)は 3D と2D が混在している実験アニメーションなので、必然性があって楽しかった。

「トイストーリー」は初のフル CG 長編映画として登場していた。そのときから動揺「おもちゃのチャチャチャ」(詞, 野坂昭如、補, 吉岡治/曲, 越部信義/1962)のように「人の見ていないところで、おもちゃは生きている」というアイディアを根幹にしている。この根幹を持ってくるところが優れていると思う。
元々 おもちゃ自体が生きているんだと想像を膨らませて遊ぶ物であるから、想像が全肯定されるアイディアなのである。それを想像を破壊せずにリアリティを持たせる絵、即ちフル CG で描くという構造が根幹だ。
CG だ、3D だと新しい方法で 想像を遊ぶのに最も適している内容だと思った。

それからノリクン合流し、何故かマーキー宅で飲む。すぐに寝てしまった。マーキー宅にはおもちゃがたくさん吊り下げてある。チェコの人形や、同級生に貰った手作りキャラや。

http://www.youtube.com/watch?v=v_FfHA5whXc&feature=related