火曜日, 8月 03, 2010

声変わりの日 -prologue-

近鉄 津駅西口で画家の名知さんと合う。彼女も「子どもアート in みえ」で絵を描くワークショップを行う。
僕とのコラボレーションというわけではないが、ワークショップを受ける中高生らは同日に二つを梯子するわけだから、共鳴 もしくは反発し合うところもあるはず。それは面白いことに違いない。絵と詩を並べて、混ぜはしないことが興味深い。
今日は美術館で顔合わせと、作品などの自己紹介、この作家はどのようなワークショップをするのかという話をした。

高校の美術部での先生、倉岡先生が来られた。詩人になるとはねとニカニカ笑い、名知さんの作品についても狂人的な制作を凄いなと話したり。言葉について話してくれたり。

僕のワークショップタイトルは「声変わりの日」。
参加する中高生それぞれが自分で詩をつくるワークショップだ。ただ勝手に書かれたのではつまらないから、いろいろ僕からの提案がある。そして詩の朗読もしてもらう。正味 三時間くらいの半日で、どこまで取り組んでもらえるか不安もあったが、今日の終わりの頃には、みんなリラックスしていた。
午前中の作品紹介では紹介していなかった ブルーマヨネーズのことも話した。
ブルーマヨネーズのこと「二人が混ざり合わないこと」は自然と受け入れられているように思えた。

決めた後で思ったが、「声変わりの日」というタイトルはブルーマヨネーズの四回目の朗読会「君との声別」に印象が近い。だから「声別れの日」と言い間違えそうになる。
つまりここには何かある。