水曜日, 8月 11, 2010

温かく伝わること

Skype で 独フランクフルトの George らとビデオ通話。いま現在の作品のことを照れながら話す。うまくはまとまっていないのがバレバレで、でも元気だよとは伝わって。

古いテレビで語りかけるべきなのかもしれない。映像編集用のポータブルテレビは、外部入力も受け付けないほど冷たい。Skype の映像は大きなドットの集積で荒れているけど、君の顔が見れたというだけで嬉しい。聴こえたとか、見えたとか、原初的な喜びは変わらない。元気だというのが伝わってくれれば何より温かいのだ。手紙を送る時代から、ボトルに託した時代から、鳩の足にくくりつけた時代から、まず初めに伝わったのは生きてるってこと。タイムラグが短くなっていくと共に、いまここには居ないということも浮き彫りになる気がする。