金曜日, 8月 10, 2007

呼びかけられた人は、呼びかけた人を見る

スタッフ参加した伊藤氏とそのままか帰って爆睡。まさしく 眠っていいとも してしまった。暑さに目が覚める。夢のなかで いいとものテロップサウンドが鳴っていた。

ウエストベスコヅカで中野克俊さんの個展を見る。
目に見えないだけで、人は擬態しているようなもの。それをアーティストは見えているんだというわけではなく、見ようとしているというのが作品だった。帰りにそんな青いことを思い返す。いや、マジな話。
人形たちはどこを見ているのだろうか。自らの擬態には気づいていない、知ろうともしていないようにどこかを見ている。ほんとうは、ここはいつでも、どこでもない。

帰って、録画しておいた「ぼくらの」(GONZO/2007-)を見た。
病んでいるとか、悲しいとか、一人であまり言うとそれでどうでもよくなって吸収されてしまうんだなと思った。
嘆く顔で叫んでいても、それは一人言に思われたらそれまで。
ぼそぼそと聞こえなくても、それが響く言葉であることもある。

http://www.japan-net.ne.jp/~shouken/
http://bokurano.jp/