お盆で帰省している 現在の先生の替わりに、午前中は絵画教室のピンチヒッターをした。防火と緑化のポスターを描く夏休みの宿題を見た。水彩で塗り進めるのは、ときに鬱陶しく 感じることもあるだろうと、色鉛筆やパステルの併用も提案する。消防車から吹き出す水は、これの白色で炎まで軌跡を描いてやれと。水は青色なんてしていな いぜと。
教室後、僕らの残してきた癖と仕事をフローリングの床に並べた。
陽射しは今日も恐ろしく強い。タオルケットを窓に重ねて、日除けを更に強くする。扇風機は部屋にいるあいだ、回しっぱなしだ。僕らは降りてきた山のことを話しながら、目の前にある海を見ていた。
握手をして別れる。夜道は火照ったままで、車が絶えないカーブを、閉店間際のジャスコまで歩いて、曽我部恵一の歌を呟いた。
「幻の季節」(曽我部恵一/2006)。
人参のスープとジンジャーと茄子の肉炒め、美味しかった。
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