来年の為のミーティングで、十年ぶりに母校の美術室へ行った。
モチーフとか、設備とか、何も変わっていないように見えた。汗を拭いながら絵を描く高校生らも変わっていないと思った。
全ては目に焼き付いた残像なのかもしれないと思えたほどだ。
行き帰りの電車の中で「家族解散」(著,糸井重里/新潮社/1989)を読む。
傑作で、楽しい。
この前後あたりに「MOTHER」を作っていたのかと思うと、感慨もひとしお。
読み終えると、名古屋に着くまで熟睡してしまった。
名駅タカシマヤの書店で、久しぶりに雑誌「CONTINUE」(太田出版/2001-)を購入。表紙は綾波レイ、エヴァンゲリオン特集。新作前に、また見たい。
前々から、見たいと切望していた 映画を借りていた。
「極私的エロス・恋歌1974」(監督,原一男/1974)だ。
じっくり見る。
度肝を抜かれた。
愛故に殴り合い、惹かれて分かち合っていた。
並べてしまえば、どれも家族の物語だった。
家族は、最初で最後の場所だ。
http://www.ohtabooks.com/continue/index.shtml
http://docudocu.jp/movie.php?no=3