日曜日, 9月 02, 2007

天然コケッコーとヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

「天然コケッコー」(監督,山下敦弘/原作,くらもちふさこ/夏帆、岡田将生/2007)と「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」(監督,庵野秀明/声,緒方恵美、林原めぐみ/2007)の豪華二本立てに望む。
チケットを買うときに「天然コケコッコーください!」と間違えてしまった 通称「天コケ」は、人々のあり方、関わりが丁度良い頃合いで落とし込まれている繊細な描写による映画。原作は未読だが、おそらく原作に等身大の感覚を持っ た人物像が出来上がっているのだろうなと想像させる。透き通った田舎がきれいで、そのまま主人公の心持ちに繋がっているというそんな素直な撮り方がいい。 都会っ子と田舎っ子、大人と子供、家族に社会、いろいろ丁度良い頃合いで伝わってくる。

一休みして、松屋でお腹を満たしたのちレイトショーのエヴァへ。
前半、Zガンダムリメイク版を思い出して嫌な予感に触れるが、それは杞憂だった。目映い光と音、ギミック、テンポ、総合的にこれは映像の感動、手に汗握 る。堂々たるエヴァを見せつけられた!・・・・続編があるという歓びが、当分訪れる!なんと惨く美しい、戦いのはじまり。身体と心が向かい出す。

http://tenkoke.com/
http://www.evangelion.co.jp/