金曜日, 9月 07, 2007

Screaming masterpiece

台風の風が吹いていた昨夜は、シネマテークでレイトショーを見た。
今朝 起きたとき、ここらはすでに上天気で、出歩くのに不自由は無かった。拍子抜けのような面持ちで、一日在宅作業。スーパーから買ってきた大きい紙パックの果汁100%オレンジジュースをすぐに飲み干す。風が止んで、また蒸し暑さが戻ってきている。

そのレイトショーは音楽の映画だった。
「スクリーミング・マスターピース」(監督,アリ・アレクサンダー&イルギス・マグヌッソン/ビョーク、シガーロス、ムーム/2005)。
アイスランドの音楽シーンという軸で描かれた映画のラストは、根底をひっくり返す発言で、その高い意識を受け入れているのが面白い。
・・的とかいうことで音楽を判断することだけでは、アイデンティティーを捏造しかねないだろう。でもそうやって、疑い続けて 開いていくものなのだろうなとも思う。

私が愛について兎や角語りはじめるとき、私が日本人であることは勝手についてくるものだ。それよりも、見ようと目をこらし、聴こうと耳をすますのだ。

http://screamingmasterpiece.jp
http://milanrecords.com/screamingmasterpiece/