火曜日, 11月 14, 2006

影を慕いて

まぼろしの
影を慕いて 雨に日に
月にやるせぬ 我が思い
つつめば燃ゆる 胸の火に
身は焦れつつ 忍び泣く

わびしさよ
せめて痛みの なぐさめに
ギターを取りて 爪弾けば
どこまで時雨 行く秋ぞ
振音(トレモロ)寂し 身は悲し

君故に
永き人生(ひとよ)を 霜枯れて
永遠に春見ぬ 我が運命
ながろうべきか 空蝉の
儚き影よ 我が恋よ

「影を慕いて」(作詞,作曲、古賀政男/1928)

愛国心という言葉を教育基本法に入れるのは間違ってる。白々しい言葉だよ。
気持ちは、悲しかったり、愛しかったり、生々しく綴られるものだから。