まぼろしの
影を慕いて 雨に日に
月にやるせぬ 我が思い
つつめば燃ゆる 胸の火に
身は焦れつつ 忍び泣く
わびしさよ
せめて痛みの なぐさめに
ギターを取りて 爪弾けば
どこまで時雨 行く秋ぞ
振音(トレモロ)寂し 身は悲し
君故に
永き人生(ひとよ)を 霜枯れて
永遠に春見ぬ 我が運命
ながろうべきか 空蝉の
儚き影よ 我が恋よ
「影を慕いて」(作詞,作曲、古賀政男/1928)
愛国心という言葉を教育基本法に入れるのは間違ってる。白々しい言葉だよ。
気持ちは、悲しかったり、愛しかったり、生々しく綴られるものだから。