日曜日, 11月 26, 2006

確立してこそのロック、これがロックと言っていることがロック

福岡氏とポールとハイエースでゴー!
春日井文化フォーラム「美系優秀」展と、air's box での「やさしいロックなやつら」展をはしご。やさしいロックには両氏と岡本氏が出品しているので、搬出の手伝いもする。
車中でも、ラーメン屋でも、搬出後の福岡宅での飲み会でも、話すことは表が自信で裏がエゴと書かれたカードだった。
朝の五時まで飲んで、帰る。
あまり爽やかな朝ではなかった。
コーヒーを飲むと言って、コーヒーを飲むのもワイルドレモンを飲むのも、どちらでもいいんだぜ。どちらもつまらないと言われることではない。自分自身がそれを思っているなら。

展覧会場を出るときの気持ちは、ライブ会場を出るときと違うだろう。
絵も音楽も詩もみんな同じだと思いもするが、いきなりフュージョンやミクストメディアに賭けるのは、僕は少し疲れてきたんだと自覚した。
それはロックをジャンル分けしたりする醒めたこととは違う。
鈴木慶一は「ロッカーはギターの練習なんてしない」と言っていたらしいが、それは練習と呼んでいないだけで、確立していなければ、あんな音楽のプロにはなれない。

ポールの、あの憧れのワーゲンにはじめて乗った。
バチバチきて最高。
郊外の交差点でおかまをほるやつはいない。