日曜日, 8月 03, 2008

光を借りた

朝が来て僕らは台を離れる。帰省先でも同じように腰掛けるだろう。彼女らはプレイを重ねるごとに上手くなった。僕は何杯飲んでも生中の一杯目にはかなわな いねと話す。入り口は二階で、出口は一階。外はリアルな世界で、家出少女がしゃがみこみ、アイスノンで頬をあてがっていた。僕らは家へ帰る。ロックンロー ルは上昇を見せる。男は叫ぶのを思い出す。ホーム上に波が叩き付けてくる。温泉の後で空の上へ。全てはリアルなんだって。横にしゃがみこんで囁くこともで きるんだって。