火曜日, 8月 05, 2008

まだまだ指は求める

長谷川順也さんの個展と、中野克俊さんの個展をそれぞれ見た。
勝手な見解なのは百も承知だけれど、改めて「病み」というのは必要なエネルギー源だと思った。
「ボクは病んでなんかいないから! だめなんですか?!」と悩む青年は、既にその悩み方が病んでいるので心配しなくていい。
生き死にについてと、性の葛藤と不遇、社会の方向と個人の欲望。それらを列記しているうちに病みは退いていってくれるのだろうか。いや、振り幅を増していけば、気持ちよい景色を創造する源になると思う。なんて甘い妄想。

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