日曜日, 8月 10, 2008

窓の前で

机の上で並べる妄想及び回想。小さいと感じた肩の大きさについてを描写する。画と言葉によって詩を引き起こすことを考える。画とは窓だと考えていて、言葉も窓だと気付いた。だから窓を造ることが仕事だと思うに至る。窓の前で僕たちはまた窓を造る。
五輪がはじまったと同時に戦争もはじまり、どちらも窓の向こうの話。オグシオは美しく、全力で懸ける姿のフィールドを、戦争を算段した者は勘違いしている 様。地デジのハイビジョンで彼女たちの汗が映るように、飛び散る薬莢や残骸も必ず映る。スタジオで振り落とされた絵筆からの飛沫も、弁当をかきこんで悩ん だふりの抜け毛も、もれなく映るよ。