徘徊のさなか、出会う物事 数知れず。
玉ラジオにてアコーディオンとバイオリンの間で読む。さっきまでいた詩人はすぐにいなくなる。水中カメラで追いかけられたのは気持ちで、漫画よりも手をつないだままの二人も夜の町へいなくなった。
光庭にてひょうたんオーケストラに耳をすました。音量が小さいから、みんなで音を立てないようにして耳をすましたのが良かった。
無力を論じる男に理解はするが、同情はできない。
「詩人用」と書かれたチョコワッフルを贈られて、犬用 猫用みたいだねと嬉しくなり、そこから歩き出した思いは数多くあると思うんだ。