室生犀星記念館を朝に観覧した。
二階にあるボタンを押すと、室生犀星自身による詩の朗読が聴くことができて、それがとても良かった。
詩の姿勢と声が同じだったから。
萩原朔太郎との深い交流からだろう、犀星の詩集も装丁を版画家の恩地考四郎が行っていた。
「愛の詩集」(1918)の、装丁は情熱と切実さに溢れた赤色で目を惹く。
いま新刊で出ている復刻版は似せている印象だけで、違う意匠と薄い赤色なのが残念。
「抒情小曲集」(1918)の自筆原稿の復刻版を買った。
本にする直前の原稿なので、犀星自身の線で削除印とか ペケが引いてあるままを見れるのが良い。
昼の美術館へ向かうため、犀川の橋を渡った。
夜は みかん電鉄の大橋さん 宮武さんと、美大卒業一年組とで padol で飲む。そこに行くまでに、喫茶ローレンスと魚介類の飲み屋さんを梯子していた。
翌朝は犀星の記念碑へ行こうとぶつぶつ。padol では わぁわぁ。
http://www.city.kanazawa.ishikawa.jp/bunho/saisei/