金曜日, 12月 07, 2007

普通というものは無い

アートフェチの特別開廊日で、個展が晩にだけオープンしていた。
会社帰りの方に多く来て頂いた。皆様 スーツとかで格好いい。僕は袖幅が延びて割烹着みたいになった緑のシャツを着ていた。それでも小ぎれいになってしまったよねと友人に言われる。
閉館後、中華料理屋へ集った面子で食べに行く。隠し部屋のような地下室に通してもらったが、カビ臭くて参った。食べ始めたら気にならなくなったけど。
矢継ぎ早にいろいろな話題が挙ったが、自分自身が、見たり聴いたり嗅いだりしている感覚というものは他の人と一致していなくて共有できないから「普通」というものは無いよね。という話が面白かった。考えだすと気が遠くなって寂しいようだけれど、違っているのが面白くて、それを認めていくのが豊かなことなんだよねと捉えることもできる。この後者の考えが、きっといい。「普通」という仮想に振り回されてばかりではいけない。