月曜日, 12月 17, 2007

点と線

テレビ朝日50周年ドラマスペシャル「点と線」(原作,松本清張/脚本,竹山洋/ビートたけし、高橋克典/2007)が面白かった。二夜連続放送していたものを録画しておいたので、一気に見る。戦後推理小説の元祖という骨組みの強い原作と、相当に気合いの入った舞台背景、キャストの豪華さが絡み合って、テレ朝が本気で胸ぐらを掴みに来たという感じ。鳥飼刑事と三原刑事がかっこいい。社会の本当の悪を暴いて行くというのはこれが先駆けなのだろうなと思う。陳腐に締めぬ結末に、刑事らの歯痒さを共感した。

http://www.tv-asahi.co.jp/tentosen/