土曜日, 12月 08, 2007

大きな塊になっていく

高校の美術部で同級生の友人が来てくれた。久々の再会。もっとゆっくりしたくて、駅近くの店に入る。おもちゃに囲まれたソファーでカフェオレとホットチョコを飲む。ちょっと恥ずかしい。
あれから十年ということになる。やっぱり時間は速い。あのときに覚えた歌を何度もリピートしてる。美術室に居なければ見えなかったものが、まだ自らのなかに芽吹いていくるのを思う。Relation は底知れぬ。あのときのみんなが大人になって、働いたりしながらも、話したりやっていることは同じみたいな近況に嬉しくなって笑った。ただ、転がっている時間は雪だるま式に隠していたものも巻き込み、暴いていき、局面は新しくなってるんだな。こんなことは無かったということは、あったことなのだろう。
作品を発表するということも、いままで自分が転がしていたものと平行に新たに転がしはじめて、いつしかくっつき、大きな塊になっていくようだと思う。