もっといたかったけれど、夜には京都精華大学のサテライトスペース「shin-bi」にてライヴを見るのでまた市内バスで向かった。詫間さんは自転車で展覧会準備とアルバイトと忙しいところを有り難し。七尾旅人 × 千住宗臣 × 石橋英子 の七千石ツアー。最終日だった。たっぷりと濃厚に聴いた。七尾旅人さんの歌世界は恥ずかしがりながらのストイックで必要なことだけを歌いたいとする姿勢だ。冗談が本音と表裏一体になっていた。
京都の夜は以外と早かった。祇園方面、繁華街は違うのだろうけれど、市内のサイゼリヤは二時までしか営業していない。でもまぁ、あんまり遅くなるのはと思って、ビールと遅い夕食をとる。まだいたかったが、時間になったので出ようとすると入り口付近のテーブルにはちっとも帰る素振りを見せない連中ばかりだったので驚いた。おそらく常連か。すごく元気な男子店員の笑顔に負けて席を立ったというのに。見知った街になると憧れも薄れてしまうのか。深夜の徘徊なんざ、憧れでもなければできないよと一人言。マクドナルドで携帯電話を充電す。
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