東京タワーの立つ世界より、はてしなきところを目指す。
愛と憎しみの酔いどれ船員たち。
みんな海賊ラジオを聴いている。
メロディ。それは慈しみの眼差し。顔を振り返る姿も、みんな前へ向かわせる。
愛憎は父からの贈り物から分かれて生まれた。
音の広がりは彼女を含めた僕らから起こる。はてしなきところを目指す限りは。
聴いてはくり返す波のように、諸作業にまみれてもしっかり聴こえていた。贈り物が返ってきていた。
いや、これは贈り物の返し、はじまりだ。
http://e-days.cc/music/feature/tunein/200906/27637.php?page=1
