木曜日, 7月 23, 2009

埴生の宿

尊敬され得る者とは何か。「自由」になったとたんに恐ろしくなる。休みの日に稼いでおこうなんて実はおかしいんじゃないのと自問。なんて自覚が無いだけか。そのぶん後で五月蝿くなってしまう。でもまぁ、悶々とするのも必要な時間だとも思う。夜中に「ビルマの竪琴」(監督, 市川崑/安井昌二、三國連太郎/1956)を一人で見た。前半のあわや突撃で玉砕かという場面で、死んでも歌うべきだという反応が溢れていて、ここに「自由」が樹立されているのを見る。白黒の画面いっぱいに暑い陽射しが満ちていた。

http://www.youtube.com/watch?v=wxfrgTZxXQI