土曜日, 7月 18, 2009

体験のすがたかたち

寝ぼけ眼で移動。電車とバスを乗り継ぐ。
一宮市 三岸節子美術館にて、津田直 個展「果てのレラ」を見る。島尾伸三さんと津田さんとのトーク。時間が間に合わず、展示を見る前に見た。

観念的なことのみでは新しい言葉は生まれない。
体験に向き合うことが言葉を生む。
対話とは、見ている、聴いている、思ったことを互いに向き合わせることができたとき、思ってもみなかった言葉が口から出てくる。いま思ったこととして。
「果てのレラ」という言葉は体験から起生していた。
写真は体験そのものだった。

家に帰って、勉強しているという辞書を見せてもらった。最近変えた携帯の犬のクリアファイルと共に。目覚ましは犬の鳴き声。付箋は体験の蓄積。誰かが書いて、私が引いた体験のすがたかたち。

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