火曜日, 7月 21, 2009

けだるく雨が降ったから、猫が踊る歌を教えたがっている

とある審査を外して、それじゃ駄目だと言ってやれよと愛の無いところを突かれ、十二月公開予定の「輪ニメーション」の企画ミーティングなど、地味に試される局所が続く。
ようやく落ち着いたフリをして、忙しいフリから逃れた。自己暗示が入り口でもいい。必要なことを削り出すには、暗示にひっかかりにくい自分であればいい。そのぶつかりは かなりの原動力だ。
けだるく雨が降り、濡れたフリではなくて実際に衣服も鞄も濡れて自転車に乗っていた。傘が無ければただ濡れる。スマートフォンだろうが、Wi-Fi が飛んでいようが、水に浸かって壊れる反応をするだろう。人だけが濡れても風邪を誤摩化して正常に動こうとすることができる。正常か異常かは分からない。取り囲み合う多くの人々でそれを検証していくしかない。そうやって歴史は語られている。八月末までの選挙がはじまると報じられていた。動き回って票を集める行為だ。どれが自分に正しいかを書いていく。紙が小さくなるまで折り畳まれ、その下でバケツに花が生けられていた。シンクは汚れたコップでいっぱい。翌朝に洗って、自分で確かめながら冷房を切る。猫の写真をメールしている。おやすみからおはようまでに通信履歴は無い。
けれど僕は、猫が踊る歌を教えたがっている。

http://www.youtube.com/watch?v=fAYvMZKhQSc