火曜日, 12月 19, 2006

最後の公園

今年の十二月はまだ秋みたいに温かい。
木もまだ丸裸じゃない。
ここからはじまる気がしてる。
いま私の全てのことが。
この公園をどう撮るか、公園ひとつをどれだけ描写できるかを思っている。ここの空気の軽さ、寂しさを。

すぐにちっぽけなものになってしまう?とニヒルにかまえることではなくて。
どんな印象であるか?とかっこいいことには理由がある。
L・O・S・Tじゃない。
ありがとう。
すぐに十二月は過ぎ去る。しがみついているか、散乱してしまっているかどうかは二月くらいに惨く分かる。
誤解するなよ。すぐに丸裸になるぞ。

電話中に地震があった。
なんとかすぐに収まってくれた。
こんなふうに動いているんだなと会社を後にした。
地下鉄を降りてまた歩く。